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山.png  東松島の森保全の会は森を守る活動を行っています


 
 宮戸地区の森と山林の保全活動

 

宮戸地区の山の尾根に累累と積み上げられている「松枯れの伐採木」。山の傾斜が厳しく、切り倒した松を山頂から降ろす搬出が困難であるためです。

私たちはこの松の丸太を山から全て降ろし、炭焼き窯を造って炭化します。この事により、樹幹中に潜んでいる松くいの線虫を死滅させることが出来ます。また、焼いた後の炭は商品化の試みを進め、「お金を払って処分していた松」を「お金をもらって売る為の商品へ」と転換する努力をしています。

このページでは、宮戸で行われている森林整備等の作業について、報告を行ってゆこうと思います。

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山頂の悲惨な光景

最初にこの光景を見た時のショックは大きかった。この美しい宮戸の山の上にこんな光景が広がっているとは。

山の尾根伝いに無数に連なる伐採された松の山。松くい虫の広がりを抑えるため、ビニールで包み薬剤で燻蒸してありますが、台風などによってビニールは破損し中の松が露出しています。

 

「美しい景色を取り戻そう」

心からそう感じた。

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始まりは道を作ることから・・・

 

25.10.8

山の上から大量の丸太を下ろす前に、山にたどり着くまでのアクセス路を作らなくてはならない。田んぼとして使われてきた敷地はぬかるんでいて、車両が通れるほどに乾燥するにはちょっと日数がかかりそう。

田んぼの入口から約70m位。田んぼなので砂利入れなどは出来ないため、周辺の泥と草を集めて踏み固めて行く。向こうの山のちょうど奥まったところを目指して道を作る。

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田んぼだった敷地内は水はけが悪く、まずその水を逃がす堀を作ることから開始。

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25.10.19~22

とにかくひたすら、左右の土を集めて進む。今後の作業エリアとなる場所近辺は、トラックが転回出来るだけの平場も必要。

重機二台で黙々と作業。 

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田んぼの中に道を作るためには、左右の水が通る道が必要。近くの工事現場から土建屋さんに頼んで戴いてきた3mのヒューム管を、道路からの傾斜下に埋設。これなら地主さんに現状復旧で土地をお返しするときにも容易にできる。

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下は10月22日の状態。左右から集めて盛り土しただけなので、まだまだグチャグチャ。今後乾燥するのを待って地ならしして行く。 

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山の斜面の下で頂上に向かって見上げた写真

   手を付ける前は背丈より高い笹やら藪が生い茂り、全く見通しが利きません。地形が判らなくては全体の作業動線のイメージも

   わかりにくい。作業量は多そうだ。

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25.10.28~30 

雨降りあと、まだまだ土面は固まらず。車が通れるようになるには時間がかかりそう。重機すら何度もスタックする恐ろしいぬかるみ具合。

 

 一方、以前土側溝を掘っておいた奥の高くなった敷地は、高低差もあるためかだんだん水捌けが良くなり、固まって来ていた。この場所まで道路の入り口から70m位か。ここから山に向かってはかつての棚田のように高くなっている。

これでもまだ、山頂までの半分のところ。 

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25.10.31

昨日整地しておいた開けたエリアに「炭焼き窯」を設置する事に決め、区画のラインを引く。 

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その端の方に簡易な道具置き場が必要と思い、とりあえず枠組みまで建ててみる。

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何も無かった場所に 道がとおり、こうして物を置いてみると、ようやくイメージがつかみやすくなってきた。

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25.11.9

作った道を進み山に向かうと、このように棚田の跡の様になっている。先日重機で入り左右に水切りを掘ったが、まだこの上は沼のような状態。今日は生田さんやアファンの川崎さんがお手伝いに来ていただいたので、山の周辺の草刈りを行う事に。僕はその間重機で整地などの作業。

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2m をこえるアシやら葦やら笹やらに阻まれて、これまで見えなかった山際の地形が見えるように。

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山際の地形が判りはじめ、どの場所をどの様に使ったら良いのか、イメージする事が少しずつ出てきたところ。

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25.11.12

今日から山の傾斜の作業ルートを作り始める。

下の写真は斜面に入る前の状態。枯れ木や藪が絡み合って、見通しが利かない。山の上と下から眺めてみて、より多くの丸太を落とせるポイント周辺の、なおかつ重機が登れるところに入ってゆく。

傾斜の藪の中には沢山のツルが絡まり、その先に進むと大きな倒木も出てきた。チェンソーで刻んで除去しルートを切りひらいて行く。

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重機で登れるところまで登り、倒木や藪を払うとようやく山頂が見通せるようになってきた。この先は傾斜角が45度位になり、キャタピラーでは登坂不可能。

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25.11.15

前回に続いて斜面のルートつくり。一つ目の斜面は一応ここまで。この先は人力で刈り払いながら登ることに。それでも斜面の中腹あたりまではきれいになった。

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山に向かって今度は右側の藪に入って行く。山と山の谷合の部分が湾曲しており、重機で上がれるルートもここしかない。急斜面に苦労しながら25mほど登って行く。

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 25.11.20

丸太を山の下に降ろす作業が今日から始まる。急な場所は70度にもなろうかという山の斜面。表土は薄く捕まるような木もない場所を、すべって転んでを繰り返し登って行く。思ったより丸太は「ひっかかって止まる率」が高く、ひっかかった丸太は傾斜を降りて鳶口やリフトハンガーで移動し下まで転がす。傾斜面での重作業は体力を使うが、この日だけで14山の松の丸太を下に降ろした。

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ここまで落ちてきてくれれば、下から重機と人手で搬出できそう。

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 25.11.21

今日は棚田の一番上(山の斜面のすぐ下)の水はけの改善作業。この場所の水が抜けない事には、棚田を降りた下の作業エリア(炭焼き窯)までの移動が大変。傾斜ルートを形成する際に藪から切り出してきた、蔦やら枝やらをメッシュの様にぬ泥の上に敷き詰め、その上に乾燥した土を踏み固める。土側溝も斜面近くに堀なおしをして、作業フィールドを広く確保する。

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明日二度目の「丸太降ろし作業」を行うにあたり、第三の斜面のルートつくり。

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お手伝いに来てくれていた松田さん、石田さん、佐々木さんは牛網事務所にて、2m角の大きなカゴ制作を依頼。このカゴは炭に焼く前に、薪割りした材を積み置きしておいて、窯に同時に入れる材の乾燥度を出来るだけ均一化させるための物。

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25.11.22

丸太の降ろし作業二日目。山に向かって右から3本目のルートに山頂から転がし落とす。ビニールの山の数で15山。

山頂から次々と転がし落とすも、傾斜が緩やかになる斜面途中で止まる。しかし、ここからは傾斜が緩やかなので、重機も上がれる場所だし、人力でも曳いて運ぶことが可能な場所。見たところ下ろしただけで5t位の量はありそう。

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